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2019年の初夏、数ヶ月後にコロナで世界中がフリーズして自由に海外旅行などできなくなるとは誰も予想していなかったある日、たまたまオススメで上がってきたNetflixのドキュメンタリーの主役は、中国出身の火薬を爆発させ絵画を描き、「爆発のアーティスト」の異名を取る現代美術家の蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)。
現在はニューヨークを拠点とする作家の大規模個展「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」が、昨年夏に東京国立新美術館年に開催されたので記憶に新しい方もいると思う。
ドキュメンタリーでは、現在の本拠地アメリカと父親が暮らす故郷中国福建省泉州での様子を放映。
わたしが偶然彼のドキュメンタリーをNetflixで観て、全く行ったことも興味もなかった彼の故郷、福建省泉州に1500年以上前からそびえていたという塔が目に入った時、
Netflixのドキュメンタリーで目に入った塔
「わぁ... あの塔を見たことがある」
と突然ハラハラと涙が出て自分でもびっくり🫢
「あの街に行ってみたい」
「へぇーそうなんだ。」
「じゃ、行ってみようか!」
https://skyticket.jp/guide/99147/
人口900万の大都会
となり、あれこれルートを調べて、結果台湾の友人家族に会ってから、台北経由で泉州に向かうことになったのは、その半月後。
泉州は、日本にとってはマイナーな都市なので、日本からの直行便はなく、いろいろ調べたら、台湾の台北から直行便があり、2時間ちょっとのフライト時間だった。現在はどうなっているのだろうとググッてみたら、昨今の台湾と中国の緊張状態からもう直行便は飛んでおらず、台湾からだとほとんど香港経由みたいだ。
行くと決めてから泉州のにわか勉強をスタートしたところ、『海のシルクロード』とは、2世紀~16世紀ごろまであったアジアとヨーロッパを結ぶ海の交易ルートのこと。
『海のシルクロード』という言葉は知っていたけれど、東の起点として、中国福建省の泉州からアジアやインド、そして中東ヨーロッパまで繋がっていたとは、Netflixを観るまで詳しく知らなかったのも事実。
このドキュメンタリーを通じて初めて観る泉州の街並みには、アラブとの交易の影響が今も残っているとは初めて知った。
同じくNetflixのマルコポーロでは、ベニスから船で出て、その後陸路で何年もかかって中国までたどり着くシーンもあったけど、内容がフィクション過ぎて興味をもてなくなり、途中で観るのをやめた。
そんなこともあったけれど、とにかく初めての場所を訪れると決めたら、旅の準備もわくわく!
台北でアメリカ時代の友人ファミリーと久しぶりに再会を楽しんだり、台北に行ったら必ず立ち寄るというか、そのためだけにわざわざ行くこともある『臍お灸』で体調を万全にととのえて、いざ泉州へ。
ブルーの機体の厦門(アモイ)航空の台北発泉州行きのフライトは全員中華系のお客さんばかりで、外国人というか日本人はわたし達だけ。
泉州が近づいてくると、窓のスクリーンを閉めることと、写真撮影禁止のアナウンスが流れ着陸体制に。
入国手続きでは、当たり前ながらニコリともしない係官に、じろりと
「何しに泉州に来たのか?」
「観光です」
ふぅ〜ようやく無事に中国に入国、先ずはタクシーでホテルへ。タクシードライバーは、車内にも監視カメラがあったのか、「余計なことは話しません」というスタンスみたいだった。
素晴らしい壁画があるホテルのチェックインカウンター
予約してホテルは、アメリカ系のインターコンチネンタルホテル。泉州の2TOPホテルは、ヒルトンとインターコンチの2選択だったけれど、何かと便利なショッピングセンターに隣接していたインターコンチに。
この壁画が本当に素晴らしかった!
中国北京に暮らしていたこともあるので、中国的ホテルのパターンについても知っていたけれど、泉州のインターコンチもどどーんと高い天井のロビーに、チェックインカウンターには素晴らしい黄金の海のシルクロードの壁画が!
わたしはホテルにチェックインする時は、はっきりと部屋のロケーション等リクエストする。
・部屋の向きは南側。⇨ 北向きの部屋は、陰☯️のエネルギーが強いのでダメ。
・エレベーターのすぐ側はうるさいのでダメ。
・非常階段から離れ過ぎない。
・高層すぎるフロアはダメ。
今まで数えきれないほどさまざまなホテルに泊まっているけれど、とにかく緊急時のリスクが高い高層階は避けている。
何かがあってもすぐに避難できる低層階を選ぶようにしている。
ロビーの素敵な民族衣装の案内レディ
この時は、予約していたエグゼクティブフロアが確か20階ぐらいで、いつもならノーと言うけれど、ホテルはガラガラで、ホテルスタッフは皆さんとても親切なので、まぁいいかとOK。
ガラガラのエグゼクティブラウンジ
部屋からは、遠い昔にはアラビアまで向かっていた船も停泊していたと思われる黄金色に光り輝く風景を眺めることができて大感動!
この風景に先ず感動!
この時のエグゼクティブフロアのレストランにはほとんどお客さんがおらず、アメリカ系ホテルとはいえ、中国なのにレストランではCNNがずっと流れているというシュールさ(⌒-⌒; )
CNN が流れています(⌒-⌒; )
スタッフも皆さん流暢な英語を話し、とにかくめちゃくちゃ親切!
お客さんがほとんどいなくても様々なメニューのビュッフェが用意され、ヌードルバーでは好きな麺料理を頼むことができ、どれも美味しかった。
ガラガラ...
部屋もゆったりしたつくりで、さすが国土が広い中国本土のホテルという感じ。
いい素材をつかっており、部屋も素晴らしい!
中国では西側社会のSNSは使えないということになっているとはいえ、アメリカ系ホテルなのか、LINEもインスタも普通に使えることに驚いた。
バスタブに浸かりながら、外を眺められる
この鏡〜2mぐらいあった(⌒-⌒; )
まぁ、こういうことは、「わぁ、めちゃ便利!」とか単純に喜ぶ人もいるかもしれないけれど、真実は逆...と思っていた方がいい。我々一般人にはとられて困る情報などもっていないし(苦笑)
中国なので、お茶セットも中国茶👍
こんなこともあったので、泉州にいる間は、どこでも『壁に耳あり』のスタンスで過ごしていた。
でも、街や観光地、ショッピングセンターで触れあった中国の皆さんは、とても親切にしていただきました^^
翌日、いよいよあの1500年前の塔を見に!
これからの投稿予定は、カテゴリーをご覧くださいね。閃いた時に追記しています。
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