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パッサールアグン寺院へ向かう途中の小さな村でヒンドゥー教スタイルのお供物用器を購入
▶︎ 聖なるパッサールアグン寺院
この世のものとは思えないほどの神秘な光景
初めての《パッサール寺院》は、黄金色の聖布で覆われた幾つかの祠にアグン山からの白い霧が降りてきて、寺院の黒い屋根の上を茶色い猿が走り回り、境内にはもうすぐ赤ちゃんが生まれそうな大きなお腹の三毛猫がゆったりと歩いていて、まるでバリ島絵画そのもの。
更に驚いたのがそこでバリの方が祭祀を執り行っていたこと。
黄金色と白の布で造られたヒンドゥー教の祭壇の前には白い民族礼服姿のご家族のような皆さんがいらっしゃる光景は、まるで映画のシーンのようで、私はその光景が目に入ったとたんに胸がいっぱいになり、目からはハラハラと涙が流れ始めたのには自分でもびっくり。
▶︎ 奇跡の出逢い と お参り
遠くからその祭祀を眺めていたところ、管理人の男性が近づいて来て、「どうぞ近くに来てくださいとあちらのご家族が言っています」
インドネシアが魂の故郷の一つという夫は、若い時のインドネシア駐在でインドネシア語も不自由なく話せるようになっていたので、会話もスムーズに進み
祭壇まで近づいていたところ、なんと雑誌でお顔を拝見して記憶があったマンクーと呼ばれる女性高僧が目の前に!
そこには白いヒンドゥー教の白い民族礼服に身を包んだノーブルなお顔立ちの家長のような男性がいらして、流暢な英語で話しかけてきたので
「私は前世でバリ島の女の子だった時に海岸で波にさらわれて死んでいるので、今日はこの寺院でお参りするようにとひらめいたのでお参りにきた」
と話したところ、彼は、
「それはヒンドゥー教の神様からのお導き」
「今日はたまたまファミリーの祭祀を執り行っていた」
「ぜひヒンドゥー教式のお参りをやっていってください」
白い僧服姿の女性高僧のモンクーから色とりどりの鮮やかななたくさんのお花と聖水を弾くようなバリ式のお参りの仕方を教えていただき、号泣しながら何とか見よう見まねでお参りをすることができたことは、今思い出しても夢の中のできごとだったように思える。
黄金色と白のお飾り用布が光輝いていた
あの時あの時間でなければ、寺院に常駐していない高僧や祭祀にも遭遇出来なかったので、まさにヒンドゥー教の神様に呼ばれたできごとだったと確信している。
バリ島のヒンドゥー教ではカースト制が残っており、この時のご家族の雰囲気は、明らかに高カーストのバラモン(聖職者)かクシャトリア(貴族階級)。
お年を召した家長の男性は、バリ人にしては背も高くノーブルなお顔立ちは日本の茶道の家元の方にも似ているような雰囲気。
奥様らしき女性も流暢な英語を話されて、皆さんから笑顔で、「今日この時間にここに来れて本当に良かったですね!」
このパッサールアグン寺院にお参りして以来、バリ島では毎回ウェルカムされているのがわかる。
ちなみに、私のバリ人だった前世は2回で、両方共女性。もう一回の前世は、まだ深掘りリーディングしていないけれど、女の子だった時よりずっと昔かも。
パッサールアグン寺院には計3回お参りしており、通りかかった町を抜ける時に突然デジャヴを感じて胸がいっぱいになったので、「あーこの町のエリアにもいたのね」と。
パッサールアグン寺院へ向かう途中にある最後のドライブインみたいなお店で休憩
▶︎ あやうくバリ島へ移住⁉︎
バリ島にめちゃくちゃ魅せられて、危うく移住しそうになったのは、6年前ぐらい。
日本へ帰国する時に、インドネシア大好きの夫も、「じゃ軽井沢の家を売って、バリ島で広いヴィラを借りて4〜5年airbnbをやってから故郷に帰るか」って、二人でバリ島暮らしをする気満々だったけれど、
何とインドネシアではバリ島だけは外部から犬を連れて行けないという厳しいルールがあり、「🐕を連れて行けないなら、このプランは白紙だね」となったことも(苦笑)
*
そんな訳で、夫は駐在時代を含めて10数回以上バリ島を訪れており、私は6回ぐらい。
深いご縁があったところには呼ばれるという経験だけれども、もう1〜2回行けたらいいね!と話している。
バリ島のスピリチュアル物語は、次回に続きます。
これからの投稿予定は、カテゴリーをご覧くださいね。閃いた時に追記しています。
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